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今年の夏の甲子園は、早稲田実業が制した。
試合前、僕は投手陣の層の厚さで苫小牧が有利と睨んでいた。
早稲田は実質ピッチャーが斎藤ただひとり。
決勝再試合という想定外の出来事で、甲子園4連投という重荷を背負っていた。
対する苫小牧は、エース田中の前に、先発菊池がいる。
斎藤に比べれば、田中は投球数も少ない。
"疲労"という面で考えた場合、圧倒的に苫小牧が有利と踏んでいたのだ。
しかし試合が始まってみると、菊池は緊張のためか、ボールがストライクゾーンに集まらず、1回裏のピンチで田中との交代を告げられてしまう。
その田中も、序盤の立ち上がりが悪く、持ち味が生かせない。
試合は、早稲田のペースで進んでいく。
そして、試合を決定付けたのが、早稲田のエース斎藤のピッチング。4試合連続投球もなんのその、球威と変化球のキレはまったく衰えず、外角いっぱいの変化球で次々と打者を討ち取っていった。
疲れている様子はまったく見せなかった。その姿には、頼もしさすら覚える。
たった一人でチームを守り続けてきた。そのポーカーフェイスからは想像し難いが、とてつもないプレッシャーを背負ってきたのだろう。
"疲労"も"重圧"も跳ね飛ばした、まさに怪物投手である。
結果は4-3で早稲田の勝利。苫小牧も惜しかった。
決勝の名に恥じない、素晴らしい試合だった。
試合前、僕は投手陣の層の厚さで苫小牧が有利と睨んでいた。
早稲田は実質ピッチャーが斎藤ただひとり。
決勝再試合という想定外の出来事で、甲子園4連投という重荷を背負っていた。
対する苫小牧は、エース田中の前に、先発菊池がいる。
斎藤に比べれば、田中は投球数も少ない。
"疲労"という面で考えた場合、圧倒的に苫小牧が有利と踏んでいたのだ。
しかし試合が始まってみると、菊池は緊張のためか、ボールがストライクゾーンに集まらず、1回裏のピンチで田中との交代を告げられてしまう。
その田中も、序盤の立ち上がりが悪く、持ち味が生かせない。
試合は、早稲田のペースで進んでいく。
そして、試合を決定付けたのが、早稲田のエース斎藤のピッチング。4試合連続投球もなんのその、球威と変化球のキレはまったく衰えず、外角いっぱいの変化球で次々と打者を討ち取っていった。
疲れている様子はまったく見せなかった。その姿には、頼もしさすら覚える。
たった一人でチームを守り続けてきた。そのポーカーフェイスからは想像し難いが、とてつもないプレッシャーを背負ってきたのだろう。
"疲労"も"重圧"も跳ね飛ばした、まさに怪物投手である。
結果は4-3で早稲田の勝利。苫小牧も惜しかった。
決勝の名に恥じない、素晴らしい試合だった。
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